突然ですが、質問です。
日本人の80歳の平均残存歯数(残っている歯の数)は約8本。※1999年調査による
一方、スウェーデンでは約20本。
さて、
この差はどこから生まれたのでしょうか?
✔ 参考
2022年の厚生労働省「歯科疾患実態調査」によると、80〜84歳の日本人の平均残存歯数は約15.6本と報告されています(令和4年歯科疾患実態調査より)。
一方、スウェーデンの高齢者を対象にした研究では、60〜90歳の平均残存歯数が約21本に達するという報告があり、定期的な予防歯科が歯を残すことに寄与していると考えられていま
スウェーデンは「治療」より「予防」を選んだ国
スウェーデンでは、虫歯になってから歯科医院へ行くのではなく、
虫歯になる前に歯科衛生士が定期管理を行います。
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定期検診
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クリーニング
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ブラッシング指導
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生活習慣管理
つまり
「歯を失ってから治す」のではなく
「歯を失わないように守る」
という発想です。
その結果が
80歳で20本という数字です。
日本は“治療型医療”が中心だった
日本では長く
「悪くなったら歯医者へ行く」
という文化が主流でした。
痛くなってから行く
抜く
被せる
結果として
80歳で8本という現実があります。
では、足はどうでしょうか
巻き爪も同じ構造を持っています。
巻き爪がひどくなってから、痛くなってから
化膿してから、
歩けなくなってから
初めて対処する。
しかし巻き爪は、ある日突然起こるものではありません。
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足や指が正く使われなくなる
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足のアーチが崩れる
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足や足底にかかる圧力が偏る
※原因に関しては「巻き爪の主原因は靴ではない!」のコラムを参照ください
この変化が積み重なった結果として
巻き爪が現れます。
巻き爪技療士とは何をする人か
巻き爪技療士は
単に爪を整える人ではありません。
例えるなら
足の歯科衛生士
です。
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爪の状態管理(爪を平たく直す)
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足の骨格崩れや足や脚部の問題を見つける
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足靴の環境を整え、正しい歩行習慣を伝える
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巻き爪再発予防指導
症状が出る前からも足を守る存在、皆さんの足腰を支える仕事です。
予防という考え方
歯も足も共通しているのは
失ってからでは遅い
ということです。
歯を失うと噛む力が落ち、
栄養状態が悪化し、
全身の健康に影響します。
足の機能が低下すると、
歩幅が狭くなり、
転倒リスクが上がり、ロコモになり、要介護に陥る。
寝たきりになる・・・などといった結果になります。
どちらも
皆さんの大切な「QOL 生活の質」に直結します。
巻き爪は“足からのサイン”
巻き爪は爪の問題ではありません。
足の機能が低下しているという
身体からのサインです。
痛みを消すだけではなく、
足環境を整え、正しい歩き方をいつまでも支えること。
これが予防の視点です。
これからの時代に必要な専門職
超高齢社会の日本において、
「歩ける人生」を守ることは
歯を守ることと同じくらい重要です。
巻き爪技療士は
治療のための職業ではなく、
爪・あし(足&脚)・歩行をケア管理し、歩ける人生を守る専門職
であると、私は考えています。
・巻き爪を矯正し直すことも大切
・巻き爪にならないように予防し、定期的ケアしていくことも大切
だからこそ、巻き爪矯正院グループでは
『あしから、あしたへ。』というキャッチコピーを掲げて、
皆さんが明日からも、これからもずっと歩き続けられるように日々仕事に向き合っています。
監修・コラム著者
寺建 文博(てらだて ふみひろ)
巻き爪矯正院グループ代表 通称:巻き爪先生
著書:『巻き爪は切るな!』(河出書房新社)
著書:『図解 巻き爪は切るな!』(河出書房新社)
図解 巻き爪は切るな!は一般の方にもわかりやすくQ&Aの解説、イラストや絵でわかりやすい内容です。
巻き爪を「爪の問題」ではなく
歩行機能のサインとして捉えるケアを提唱し、
全国で施術・指導・講演・出版活動を行っている。
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