巻き爪や陥入爪とはどんな状態?巻き爪の原因とは?

巻き爪が具体的にどんな状態を言うのかお分かりでしょうか?

テレビや雑誌などでも足の健康について取り上げられる事が多くなり、足に対しての意識が高くなってきていますね。

その中でも「巻き爪」「外反母趾」「歩行」が注目されているようですが、『巻き爪』で注目してみると巻き爪で痛みが出ると「歩行」にも影響が出てきますし歩き方が悪くなると足の骨格も変わってきてしまい「外反母趾」へも繋がってしまいます。逆に、外反母趾や扁平足など足のアライメント異常(足の骨格変形)により歩行方法に影響が出てしまうとも言えるのです。

巻き爪とはどういう状態?

巻き爪とは、文字通り、爪の両脇が内側へクルっと巻き込んでしまっている状態を一般的には指します。
ただ実は「巻き爪」という呼び方は正式な名称ではなく、医学的には「湾曲爪」と呼びます。
写真のように巻き込みが大きくなり側爪郭などの皮膚への食い込みが強くなると痛みが生じてきます。
側爪郭(そくそうかく)とは英語ではサイドウォールと呼びますが、爪甲両端を取り囲んでいる皮膚の部分を呼びます。
側爪郭部位説明画像
病院に行くと巻き爪を診てもらって「陥入爪」と診断されたけど巻き爪とは何が違うんですかという質問を受けることがありますが、陥入爪というのは爪の周囲の皮膚に刺さっている状態や炎症を起こした状態を定義します。巻き爪、湾曲爪、陥入爪の定義は少し違いがあり厳密には違うのですが、ややこしいお話になってしまうので、一般の方には陥入爪は巻き爪と同じと考えてもらうと良いと思います。

巻き爪になる原因

巻き爪になる原因は、多種多様です。一般的には、間違った爪切りや、足に合わない靴などによる影響が考えられます。他にも足の変形、爪疾患、遺伝、加齢など原因は様々で、これらの原因が重なって巻き爪を引き起こすと言われています。

巻き爪になってしまう人それぞれで主原因が異なるものです。
患者様によっては習慣的な深爪により自分で巻き爪・陥入爪を悪化させてしまう。特に深爪は要注意です。深爪になると爪が皮膚に圧迫され、湾曲しやすく食い込みやすい状態を作り出します。また反対に、爪の伸ばしっぱなしもよくありません。靴の内側の壁に過度に爪がぶつかり、物理的負荷で爪を湾曲させたり、爪が割れてしまうこともあります。

巻き爪という足トラブルの本質(黒幕は?)

確かに、一般的にも言われるように爪の質や遺伝によっても爪が巻きやすい、巻きにくいなどは考えられます。しかし、何万人もの巻き爪や陥入爪の患者様を対応する中で浮かび上がってきた事実としては、爪の質や遺伝など先天的な巻き爪原因よりも後天的な原因の方が大きく影響しているケースが多いということです。

巻き爪と足のアライメント異常

足のアライメント異常とは足の構造や骨格上の変形や問題です。例えば、足のアーチ不足 外反母趾 扁平足などといったものが代表的な例です。
爪の巻き爪という異常は足、足を取り巻く環境の問題が根底にあるということなのです。

そもそもなぜ足の問題が生じるのか?

靴の選び方(サイズや構造)

足に合わない靴を履くのも巻き爪になる大きな原因です。足のサイズに合っていない窮屈すぎる靴は、圧迫による負荷を爪に与えます。特に、先の細くなったパンプスやハイヒールは、重心がつま先に寄ることで圧迫が強くなるため注意が必要です。逆に大きめのサイズの靴も悪く、歩いたときに足が靴の中で遊んでしまい、圧迫を受けて巻き爪の症状が進行します。
「きつい靴がダメ、ゆとりがある靴は良い」というのも間違いなのです。
自分自身の足の実寸サイズをしっかりと把握してサイズを選ぶことが大切です。
一方で、ハイヒールやパンプスを履かなければ良い足靴の環境なのでしょうか?足の甲面がしっかりと靴紐などで固定できないような構造になっている靴は全般的に足には歩行時に負担がかかりやすいのです。
ヒールがないぺったんこの靴でも、スリッパでも、甲面がしっかりと固定できずに、靴の中で足が中でずれ込む状態だと足の変形を促してしまいます。浮指、外反母趾、扁平足、足のアーチを失い、本来必要な足のクッション性と機能が失われてしますのです。
足のアライメント異常 症例画像

靴の履き方

サイズが良い靴が選べたとしても、上記のように甲面がしっかり靴紐などで固定していないと結果良い足環境とは言えないのです。靴紐のスニーカーでも靴紐を緩めて、脱ぎ履きしやすくしているということも実は巻き爪や陥入爪、爪甲鉤彎症などの大きな原因になってきます。サイズばかりに気を取られて、見落としがちがなのが「靴の履き方」なのです。「脱ぎ履きしやすい靴」よりも「履いて歩きやすい靴」の環境を大切にすることが巻き爪予防につながるわけです。

巻き爪の治療方法

巻き爪の治療方法は大きく2つに大別されます。それが「外科的治療」と「保存的治療」です。

外科的治療は病院で行われる方法で、爪の湾曲している部分を根元まで切除するものです。根元の爪が生まれてくる爪母と呼ばれる部分を薬品で焼いて、今後爪が生えてこないようにさせる「フェノール法」が一般的です。巻き爪により痛みを伴っている場合、原因となる部分を取り去ってしまうので、術後すぐに巻き爪による痛みは治まるのが特徴です。

保存的治療は脱脂綿を爪と皮膚に間に噛ませる「コットンパッキング」や、爪と皮膚の接触を引き離すように伸縮性のテープによって固定させる「テーピング法」があります。どちらも軽度の巻き爪による痛みであれば軽減させられる効果があります。しかしながら、これらは重度の巻き爪には対応できません。そこで「巻き爪矯正」が必要になります。

当院の巻き爪矯正は「プレート矯正」です。巻いている爪を切ることなく、平たい状態に矯正させられます。通院が必要ですが、痛みを軽減させるにはほとんど1回目の施術で効果を出せるのが特徴です。一般的に3~5回の通院回数で、平均して1ヶ月に1度のペースで安全な状態の爪まで矯正させられます。
詳しい内容についてはこちら⇒

巻き爪予防のために必要な事

巻き爪の予防に、すぐに実践できて効果が早く出る「正しい爪の整え方」と「正しい靴の履き方」をご紹介します。

巻かないための正しい足の爪の形をご存じでしょうか。爪を真上から見て全体が四角い形状になっているのが理想なのです。ゆえに、角もしっかりないといけません。手の指は爪先を丸く整えてもいいのですが、足の爪は自然に巻く力があるために丸く整えると巻き爪になりやすいのです。ヤスリを使うと簡単にキレイに整えられます。指に垂直に当てて、両角を結んで直線になるように一方向に削っていきます。長さは指先のお肉と同じくらい(真上から見て爪先より1㎜~2㎜お肉が出ても安全圏です)なので、皮膚にヤスリが擦れてきたらちょうどよい長さが決まります。また、角が尖りすぎるのも隣の指を傷つけることになるので軽くヤスリで撫でて丸みをつけてください。

靴の履き方は問題ないでしょうか?紐があっても脱ぎ履きしやすく緩く結んでいませんか?巻き爪にならないためにも靴紐は非常に大切です。車に乗るときは身体を守るためにシートベルトを締めますよね。それと同じように、足先を守るために靴紐をしっかり結んでください。そして、ぴったりサイズの靴を選んで履いてください。ぴったりサイズに重要なのは、指先が靴の中で当たらないことです。0.5㎝~1㎝のゆとりが指先の空間に必要です。また、足裏を滑らないようにフィットして支えてくれる丈夫なインソールを使用するのもおすすめします。

巻き爪矯正院マスコットあしくん先生

巻き爪矯正院グループ
経営株式会社アステラ
代表取締役

寺建 文博

全国28院ある「日本最大規模の巻き爪の完全な専門院」である仙台巻き爪矯正院、埼玉巻き爪矯正院、東京巻き爪矯正院などを経営する

株式会社アステラ 代表取締役。

数多くの巻き爪・陥入爪・変形爪(爪甲鉤彎症)矯正施術を通し、足の問題を解決することで「足からの健康を全国へ提供する」をスローガンに

社会貢献として超高齢社会における医療費増の問題、介護の問題、健康寿命の問題などへ寄与したいという想いで起業。巻き爪に特化した事業を開始。

”やりがいのある志事(しごと)”を通して得た収益の一部を積極的に医療やこどものための寄付も行うことで社員と一丸となってより良い社会作りへの貢献も微力ながら行っております。

NHK文化センターにて「足のお悩み解決法」講師、「外反母趾の予防と対策」講師、その他多くのセミナーで講師を務める実績もあり。

執筆も行っており書籍「巻き爪は切るな!」を2022年5月に出版予定。(乞うご期待)

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