巻き爪と陥入爪の若年層に多い原因

巻き爪の悩みは女性や年配に多い!?

巻き爪で悩んでいるのは、女性や年配の方と思われていることが多いですが、
巻き爪矯正院全院の統計より言えることは、年齢や性別で悩んでいる爪の問題、原因、症状などに差はありますが、老若男女問わず巻き爪、陥入爪、爪甲鉤彎症などの爪の悩みを持っているということです。
今回は全般的に言える巻き爪の原因ではなく
10代や20代など若年層での巻き爪の原因は何か?を論じていきたいと思います。

10代や20代に多い巻き爪原因

さて、
切らない!痛くない!巻き爪専門院グループでの21万回の施術経験や症例やヒアリングを通して浮かび上がった若年層の巻き爪の主な原因はこの2つです。
(もちろん他にも原因はありますが)

爪の間違った切り方(深爪)

フリーエッジ(爪の白い部分)を全て切り落とすように爪切りをしていたり、バイアスカットと呼ばれる爪の角をV字に切り落とすような爪の切り方などにより、巻き爪や陥入爪が生じたり、悪化したりしていることが多いです。
また、幼稚園〜中学生にたまに見られるのが爪をむしる癖がなおせなく、陥入爪も再発を繰り返している方も見受けられます。

靴の選び方と履き方

「ご自身の靴のサイズは?」と聞かれると「27.5cm」です。
「では足の実寸サイズは?」と聞くと「測ったことがありません」と回答する方がほぼ全員です。不思議ですね。自分の足のサイズを知らないのに、靴を選んでいるのですから。
そう、その“合っていると思っている靴“のサイズが間違っていることも多いのです。
靴の踵部分を踏んで履いていたり、靴紐をいっぱいに広げて、脱ぎ履きしやすい状態にして歩行してませんか?つまり靴紐の紐を全く結び直すこともなく紐を使用してないということはありませんか?

巻き爪や陥入爪でお悩みのお子さんがいらっしゃるならば

・爪の切り方(深爪の程度)
・靴の履き方や靴の大きさや状態

をぜひチェックしてあげてください。

誰も教えてくれない爪切り

爪の正しい切り方を学校で教わったことがある方はいないですよね。
むしろ間違った切り方を刷り込まれていることの方が多いように思います。
例えば巻き爪患者の若年の方に深爪にしている理由などを聞くと

「幼稚園で爪の白いところが全部なくなるように切るように指導された」
ということもあるようです。
なぜそのように幼稚園の先生が指導したのかというと、

・爪にゴミなどが挟まり不衛生になる
・爪が長いことで他の園児に傷付ける恐れがある

ということのようです。

見解や理由は完全に否定はできないところもありますが、
巻き爪や陥入爪の予防という観点からすると正しい爪の切り方とはいえないものになります。
爪は汚いものではなく、本来指先や足を守る大切な役目もありますので、爪をしっかりケアして適切な長さにしておくことが大切なのです。

深爪の陥入爪の原因は部活!?

また中学生になると部活が始まりますね。
スポーツで言うとサッカー、野球などが顕著な例です。
もともと足や指先には負荷がかかるのがスポーツですね。
スパイクをはくため爪を極力短くしたり、
スポーツの時に爪に負担がかかり割れるので、短くできるだけ短くしておく
といった理由で巻き爪や陥入爪を生じさせる“深爪“をしてしまっている学生の方も多く来院します。結果、化膿したり、肉芽ができるまでの陥入爪となり、部活やスポーツ自体を休む羽目になってしまうのです。

巻き爪は学校のせい?

巻き爪の原因は学校指定靴が原因になっているかもしれません。
学校では靴紐のない「内履き」を指定しているところもあります。
基本的には足の甲面をしっかりと固定できる紐履を選び、
靴を履くたびにしっかりと靴紐を結び直すのが理想です。
緩い紐や足の甲面が固定されない履物は想像以上に足や足の指、爪に負担をかけてしまうものなのです。

巻き爪とローファーの関係

制服と合わせて履くローファーも指定されていることが多いですね。
実際に巻き爪矯正院に来院する学生さんもヒアリングすると
ローファーとは靴紐がなく足の甲の部分に装飾がついた、スリッポン型の革靴ですね。
カジュアルな服装に合うスニーカーと違い、制服やブレーザーなどに合いきちんとした感じが出るため日本の中学校や高校では指定の靴とされていることも多いですね。
きちんとした印象は受けるのですが、足や爪にとってはきちんとしているのでしょうか?

そもそもローファーの意味はご存じですか?“loafer” というのは “怠け者” という意味です。靴紐を結ぶことなく履ける、つまり怠けていることからそう呼ばれています。


脱ぎ履きしやすい履物ではある一方でそのなの通り、靴紐を使わず足が固定されていないため、足や指先の負担を生じやすく、長期履き続けると大切な成長期で形成される足のあるべき形が形成されず、扁平足や外反母趾などを引き起こすこともあります。
現に巻き爪矯正院に来院する中高生の足を見ると程度には差がありますが、外反母趾傾向にになっている方もよく見受けられます。

外反母趾=年配の女性の悩みごと ではないのです。

 

巻き爪と成長期

巻き爪の原因は靴の選び方(サイズ)にもあると前述しましたが、
足のサイズと不釣り合いな靴がそもそも生じてしまう理由としては
思春期だからこそ、おしゃれがしたいと女の子であればハイヒールやパンプスを履き始めたり、男性であれば足を大きく見せたいとオーバーサイズのものを選ぶ傾向があります。
また、成長期ゆえに足がどんどん大きくなり、あらかじめ余裕を持った靴を選んで履いておかなければいけない。その時にぴったりな靴もすぐに小さくなってしまうからというこの時期特有の難しい事情があります。
やむをえず少し大きいものを選んで履くにしても、靴ひものしっかり結び足の甲面部分でしっかり止める。または靴の中で足が遊ばないようにインソールなどで調節するなどが最低限必要ですね。

東京で巻き爪や陥入爪に悩んだら

巻き爪や陥入爪のお悩みは自分でケアできる程度や範囲もあれば、自分自身ではもうケアや対処してはいけない程度もあります。プロの巻き爪矯正で対応や相談が必要ならば一人で悩まず巻き爪の専門家である「切らない!痛くない!巻き爪矯正院グループ」へご相談を。

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