【巻き爪先生解説】浮き指と巻き爪の関係

浮指と巻き爪

足の指が地面につかない人が増えています

巻き爪の相談を受けるとき、
足を観察していると非常によく見られる状態があります。

それが

浮き指(うきゆび)

です。

聞いた言葉ではあるかもしれません。

しかし自分がそうであると自覚のある方は少ないのではないでしょうか。「指はしっかり地面についてますけど」

「踏ん張って歩いているから浮指ではないよ」

ご自身ではそう思っている方も多いです。

浮き指とは、立っているときに
足の指が地面につかず浮いている状態のことを指しますが、

程度によっては浮いてはいなくても踏ん張りや着地がかなり浅い方は非常多いです。

巻き爪で来院されるほとんどの方が程度は色々だが浮指傾向であると言えます。

実はこの浮き指と巻き爪は、
深い関係があります。

ポイント:巻き爪の1つの原因である浮指は見た目では気づかない!

巻き爪の原因は浮指は見た目ではわからない!巻き爪先生解説


浮き指とはどんな状態か

健康な足では、立ったときに

・親指
・小指
・他の指

が地面に軽く接しています。

しかし浮き指の人は

  • 指が地面についていない(踏みしめられていない)

  • 指が反っている

  • 指で踏ん張れない

という状態になります。


爪は「外からの圧力」で広がる

ここで重要なポイントがあります。

爪は本来

地面からの圧力(反発力)を受けることで爪は平らに保たれる

という性質があります。

歩くときに地面から受ける反発力が指へそして爪に伝わることで
爪は外側へ広がり、自然な形を保ちます。


浮き指になると何が起きるか

浮き指の状態では

指に体重がかからない

爪に適度な圧力がかからない

爪が内側へ巻いていく

という変化が起こります。

つまり

浮き指は巻き爪の原因の一つ

と考えることができます。


なぜ浮き指が増えているのか

現代では浮き指の人が増えていると言われています。

理由として

・歩行量の減少・足指を使わない生
・歩幅の小さい歩き方
・靴(サイズ、形、履き方など)
・足の骨格的な崩れ(外反母趾、扁平足、ハンマートゥーetc)

などが考えられます。

またスマートフォンの普及により前かがみ姿勢で歩く人が増えたこと、車社会や運動しない生活により肥満が増えたなどでも
歩行バランスに影響していると考えられます。


浮き指は歩行機能のサイン

浮き指は単なる足の形ではなく

足の機能低下のサイン

でもあります。

浮き指になると

・踏ん張りが効かない
・歩幅が小さくなる
・バランス能力が低下する

といった変化が起こります。

これらは将来的に

ロコモティブシンドローム
サルコペニア

といった運動機能低下にも関係すると考えられています。


巻き爪を「爪だけ」で考えない

巻き爪は爪の問題のように見えますが、
実際には

・歩き方
・足の使い方
・足の骨格

といった要素が関係しています。

だからこそ

爪だけを処置しても
根本原因が残ると再発する

ことがあります。


まとめ

浮き指は、足の指が地面につかない状態です。

この状態が続くと
爪に適切な圧力がかからず
巻き爪が起こりやすくなります。

巻き爪は爪だけの問題ではなく、

足の使い方のサイン

として捉えることが重要です。

また、「私は浮指でない!」と思ってもぜひプロにカウンセリングを受けてみましょう。

巻き爪矯正院グループでは「フットルック」デジタルフットプリンター足裏バランス測定器を導入している店舗がありますのでご予約の上ぜひカウンセリングもご利用ください。あなたの足の悩みの原因がわかるかもしれません。※導入していない店舗もございますので事前に有無を確認の上来院を。

巻き爪の原因の浮指 フットプリント 足裏バランス測定器


監修・コラム著者

寺建 文博(てらだて ふみひろ)
巻き爪矯正院グループ代表 通称:巻き爪先生

著書:『巻き爪は切るな!』(河出書房新社)
著書:『図解 巻き爪は切るな!』(河出書房新社)

図解 巻き爪は切るな!は一般の方にもわかりやすくQ&Aの解説、イラストや絵でわかりやすい内容です。

巻き爪を「爪の問題」ではなく
歩行機能のサインとして捉えるケアを提唱し、
全国で施術・指導・講演・出版活動を行っている。

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