巻き爪と糖尿病の初期症状として現れる爪の異変を見逃さない!

巻き爪の原因は爪の切り方や外反母趾、靴の影響などが挙げられますが、糖尿病の初期症状として現れることも少なくありません。糖尿病は血液や神経の働きを悪化させます。急に酷い症状が現れることが少ないので発見が遅くなる場合が多いのですが、糖尿病の初期症状として足の爪に巻き爪や変形などが現れます。

目次

なぜ糖尿病の初期症状に巻き爪が?

糖尿病の初期症状は倦怠感、喉の渇き、多尿、体重減少などです。全身のあらゆる部分に軽微な症状として現れる場合が多くみられますが、糖尿病は神経や血液の問題から発症するため、末梢神経トラブルとして体の末端の手足に感覚がおかしくなる足の痺れなどの症状が現れます。

爪も例外でなく、糖尿病の影響を受け巻き爪の症状が進行することがわかっています。爪は身体の末端に位置するからこそ、健康状態を知るバロメーターと言われています。そのため爪の異常を発見した場合は色々な病気を疑うことも大切です。

糖尿病によって爪に異常が現れる理由

糖尿病はインスリンの分泌や働きが弱くなることで血糖値が上がる病気です。運動不足や食生活の乱れなどから発症する2型糖尿病は生活習慣病のひとつです。血糖値のコントロールが正常に働かなくなることで血液がドロドロになり血行不良を起こします。

手足の細くなった血管まで血液が十分に行き届かなくなり、特に体の末端にある爪は影響を受けやすく栄養が届かず状態が悪化してしまいます。また、爪が皮膚に食い込み生じた傷から細菌が入り込み化膿や炎症を起こしやすくなります。

糖尿病が悪化している場合だと足の神経の感覚が鈍感になっていることもあるので気付かず放置していると神経障害や血管障害、失明、足の壊疽から最悪の場合足の切断という可能性も出てきてしまいます。

こまめに足のチェックをして糖尿病の早期発見や早期治療に努めましょう。

糖尿病の初期症状に現れる爪の症状

糖尿病の初期症状のチェックとして足のチェックが大切ですが、巻き爪以外にも足の爪に異常が現れます。

【巻き爪】


足の爪の両端が内側に巻き込むように曲がった状態です。放置すると爪が足の指の皮膚に食い込み痛みが出ることや、酷くなると皮膚の傷から細菌感染を起こし化膿や炎症を起こしやすくなります。

【肥厚爪(ひこうそう)、爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)】


爪が分厚くなっている状態を肥厚爪といいます。また厚くなりつつ段差が生じる爪を爪甲鉤彎症といいます。分厚い爪の中はもろくなっていて爪が割れやすく場合によっては剝がれてしまいます。割れや剝がれている部分から雑菌が入り込み化膿や炎症を起こす場合もあります。

【爪白癬(つめはくせん)】

爪の水虫です。爪が乾燥して白く濁り(黄色っぽくなる場合もある)厚みが増し、ボロボロになり崩れやすくなります。糖尿病になると免疫力が低下するので白癬菌に感染しやすくなります。

足の爪の異常を放置する危険性

糖尿病の早期発見が遅れる

爪の異常は糖尿病の初期症状として真っ先にわかる部分の一つです。爪の異常に気付いた時が医師の診断を受けるタイミングです。もし爪の異常に気が付いたらすぐに専門医を受診しましょう。

爪の異常が悪化する

爪の異常を放置しておくと巻き爪や爪肥厚、爪白癬が進行して爪が皮膚に食い込んだり、割れたりして出血や細菌感染につながります。万が一糖尿病が悪化していると気付かず最悪の場合足の切断という可能性もでてきてしまいます。

糖尿病が原因となる爪トラブルを悪化させないためには、しっかりと日頃から自分の足の爪に異変がないかチェックしておきましょう。

糖尿病は早期発見、早期治療が大事です。今回紹介した爪の症状が現れたらすぐにでも専門医を受診しましょう。巻き爪も早期発見、早期治療が大切です。少しでも足の爪に変化があったら埼玉巻き爪矯正院【大宮院】までお気軽にご相談ください。


【大宮院】

大宮駅から徒歩9分

TEL:048-762-7223

さいたま市中央区上落合8-1-13 INGビルディング1F

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