肥厚変形した爪は大丈夫?爪は体調のバロメーター

こんにちは。

埼玉巻き爪矯正院【浦和院】吉田です。

爪は体の状態や不調を表すとも言われています。今回は前回の続きで黄色っぽい爪と緑色っぽい爪を見ていきましょう!

目次

黄色っぽい爪

爪甲鈎湾症-爪甲鈎湾症とは爪が厚くなり表面は凸凹し、前方に鈎の様に湾曲していく状態です。これは爪に過度な圧迫や刺激、靴や指の肉が盛り上がり爪の成長を邪魔してしまうために起こります。分厚くなった爪は黄色っぽく見える事が多いです。そのまま放置すると爪が靴や他の指に当たり痛みや出血をしてしまう事もあります。

爪白癬-白癬とはいわゆる水虫のことです。爪白癬になると見た目は厚くなっていきますが、白癬菌は爪の成分であるケラチンを分解し、増殖していきます。そのため爪はポロポロと脆く崩れやすく、色は白~黄色っぽく見えることが多いです。爪白癬は薬で治りますが、厚くなった爪は元に戻りにくいです。

黄色爪症候群-成長遅延のある黄色爪、リンパ浮腫、呼吸器病変の3つを特徴とする病気で、爪の特徴は成長が遅くなり、肥厚し、黄色っぽくなっていきます。症状は全ての手指にみられ痒みや痛みはありません。原因不明のこともあるが、腫瘍随伴症候群、膠原病、薬剤誘発性のものなどもみられます。

乾癬-乾癬は爪白癬の症状と似ています。爪が厚くなりポロポロとしてきます。色は白~黄色っぽく見え、その他に爪の表面に白いポツポツができ凹むことなどもあります。また爪に乾癬をもつ方は手指の関節などに痛みや腫れが起こると乾癬性関節炎になるリスクが高いと言われています。

その他に甲状腺疾患や糖尿病、掌蹠膿疱症、黄疸、喫煙、ネイル、乾燥の場合も黄色っぽくなることがあります。

緑色っぽい爪

グリーンネイル-グリーンネイルとは爪に緑膿菌という細菌が感染すると緑色に変色します。よくネイルサロンが不衛生だからうつったという人がいますがそれは嘘です。緑膿菌は腸内細菌の一つでどこにでも存在する常在菌です。湿度の高いジメジメしたところを好み、主に水回りに多いとされています。人の腸内にもいますし、皮膚から検出されることもありますが健康な時は通常無害とされています。しかしジェルネイルをして暫くすると浮いて爪との隙間が出来てしまいます。その隙間に水分が入り湿度が高くなると緑膿菌が繁殖してしまうのです。また爪床剥離している人だと爪と皮膚の間に感染してしまうこともあります。注意しなければいけないことは、爪を清潔に保つことです。ジェルなどに浮きが出来たらすぐリペアし隙間を作らない、爪を洗った際はしっかりとタオルで拭き水分を残さない事が大切です。高齢者や新生児、免疫力の弱い方が感染すると重篤な症状になってしまうこともあるので、気づいたら早めに医療機関を受診しましょう。

上記のことで必ず黄色や緑色の爪になるわけではありませんが、もし少しでも色が変だなと思ったら、体からのSOSと思い医療機関を受診してみるのもいいのかもしれません。

もちろん爪の色などだけではありません、曲がった爪や変形した爪などもそうです。健康的な爪とは言えません。実は原因の病気を治しても一度生じた爪の厚みや形状は戻りにくい事があります。そういった場合埼玉巻き爪矯正院では厚みを整え矯正板により正常に爪が生えてくるようお手伝いさせて頂いていますので、その時は是非ご来院下さい。

 

 

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