見た目が似ているタコ・ウオノメ・イボこの違いとは?

足にタコやウオノメができた経験のある方はたくさんいらっしゃると思います。
そもそもタコやウオノメはなぜ?どのようにできるのか?
また、イボの見分け方のポイントなど今回はタコ・ウオノメ・イボについてご説明します。

目次

タコやウオノメはなぜできる?

タコやウオノメができる原因は主に摩擦や圧迫による外部的な刺激が原因です。
主に歩いた時や靴などで圧迫を受けると痛みが出やすく、少し触れるだけでも激しい痛みに襲われる人もいます。

タコができる原因

タコ(別名:胼胝(べんち))は指の間や指の付け根などの突出している部分にできます。
摩擦や圧迫を受けると防御反応として角質が硬くなり、厚みがでることでタコが形成されます。


【タコができやすい位置と原因】

  • 親指の側面と付け根:外反母趾(親指が第2関節から人差し指の方向へ曲がった状態)
  • 指の付け根:開帳足(足の横アーチが崩れた状態)
  • 小指の付け根:内反小趾(小指が薬指の方向に曲がった状態)

ウオノメができる原因

ウオノメ(別名:(けい)(がん))は足裏の突出した部分や指や足のふちに多く見受けられます。
タコとは違い、中心に芯ができることが特徴です。芯があるぶんタコに比べて鋭く刺さるような痛みが伴います。


【ウオノメができやすい位置と原因】

  • 指先と第2関節:ハンマートゥ(指がくの字に曲がり、固まった状態)
  • 人差し指の付け根周辺:開帳足(足裏の横アーチが低下した状態)
  • 足裏の中指と薬指の付け根:浮き指(指先が浮き、歩くときに指先まで使えていない状態)
  • 小指の表側と側面:靴擦れ(サイズの合わない大きい靴や小さい靴を履くことで起きやすい)

タコやウオノメができた時の対処法

埼玉巻き爪矯正院では硬くなったタコやウオノメをマシーンで削って対処します。
盛り上がっているところを凹むように削ることにより、地面や靴と当たらなくなるので痛みが出にくくなります。
タコやウオノメは削ることで痛みが緩和されますが、足の変形や靴環境が整わなければまた繰り返しできてしまいます。
繰り返さない為にもインソールやテーピングを用いて足環境を整えることが大切です。

当院では患者さんが普段良く履く靴に合わせ、適切なインソールをご提供します。インソールはタコやウオノメといった症状を抑えつつ、運動機能の向上や疲れの軽減といった様々なメリットもありますのでお気軽にお声がけください。

イボとは何?タコ・ウオノメとの見分け方は?

イボの原因はウイルス感染によるものです。

手や足の裏にできるイボは「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」と呼ばれ、皮膚にできた小さな傷からウイルスが侵入し角化細胞に感染することで症状が現れます。
感染ルートとして、実家暮らしの人は家族で使っているタオルやバスマット、その他施設では温泉やプールで感染することが多いです。
最初は小さいため、タコやウオノメと間違いやすいですが、イボには次の特徴があります。

イボの見分け方

イボができた際は早めに皮膚科に行き根本的に治療しましょう。
治療法は【凍結療法】や【電気焼灼法】などがあります。
凍結療法は液体窒素で凍らせて除去する方法で、電気焼灼法は電気でイボを焼き切る方法です。
基本的にイボは1度の治療では完治しないので何回か通院する必要性があります。
また、数が増えたりサイズが大きくなったりと、放置してしまった結果症状が悪化し、通院頻度が多くなるのでイボの可能性があれば早めに治療をすることをお勧めします。

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