浦和の巻き爪専門院が教える!巻き爪の原因「外反母趾」と「浮き指」

巻き爪の原因

巻き爪の原因は爪の切り方、靴などいろいろありますが、これらのものはみなさんが原因として思いつきやすいものなのですが、

実は、足の変形による巻き爪というのが多いです。今回は外反母趾と浮き指についてお話しします。

 

外反母趾と爪の変形、爪白癬

外反母趾について

 外反母趾とは母趾(親指)の付け根の関節からくの字に外側に曲がっている状態です。足の内側のラインと親指のラインの角度が15度以上だと外反母趾と診断されます。女性に多く見られ男女比はおよそ9:1と言われています。これは女性は男性に比べ関節が柔らかく、筋力が低いことが原因と言われています。「外反母趾は男性はならない」と思っている方もいらっしゃるようですが、女性と比べて比率は少ないですが、実際に外反母趾で巻き爪になっている男性の方も埼玉巻き爪矯正へはいらっしゃいます。

 外反母趾になる原因は、

・合わない靴による圧迫  ハイヒールや幅の狭い靴を履くことで足に負荷。

・合わない靴を履くこと、歩行習慣で結果として足の筋肉や靭帯が緩んでしまい徐々に変形してしまいます。

・足へバーデン結節 テレビでも外反母趾の研究家で有名な笠原先生の理論です。手の関節に生じるへバーデン結節が足にもおきうるという考えで、その結果で生じる外反母趾もある

・遺伝  外反母趾自体は遺伝はしませんが、外反母趾のなりやすい足の構造(足の形か骨格、骨の形、関節の構造、靭帯の柔らかさ)が遺伝する事によって親子孫3代で外反母趾になってしまうことも珍しくありません。

ではなぜ外反母趾が巻き爪の原因になってしまうかというと、

  1. 外反母趾により、拇趾の足の負荷が変わり、偏ることで爪が曲がる。
  2. 外反母趾により、母趾が第2指(人差し指)に重なってしまい母趾に上からの圧迫が強くなってしまう。上からの圧迫が続くと爪が前に伸びる事ができず、巻き爪になってしまう。
  3. 親指にかかる荷重バランスが崩れることも爪に影響がでる要因です。浮指状態になり曲がってくる。

などを主として色々なことが考えられます。

 

外反母趾の改善について

外反母趾

目次

保存療法と手術療法

 大きく分けると治療については保存療法と手術療法の二種類があります。

保存的療法は、

  • 正しい靴の選択
  • インソールの選択
  • テーピングで足の歪みを矯正 疲労軽減、歩行の補助、痛みの軽減などを行います。
  • 運動療法(ストレッチ、グーパー体操等)で緩んでしまった筋肉や靭帯を鍛えます。

保存的療法は軽度から中度の外反母趾に有効とされていますが、あくまでもこれ以上悪くなるのを防いだり、痛みの軽減させるための対症療法であり外反母趾そのものを改善効果はほとんどありません。

保存療法で改善 が乏しい場合や重度の場合手術療法となります。一般的には中足骨という足の甲の骨を切って変形を矯正し金属のプレートなどで固定する方法がありますが、手術には200以上の種類があるといわれていて、病態に合わせて適切な術式選択する必要があります。また合併症(関節可動域制限、内反母趾、他)の可能性や、外反母趾になる原因を見直さなければ再発する場合もあります。見た目として、くの字に曲がった指は真っ直ぐに治るのですが、プレートや骨を強制的につなぎ合わせているので、本来の足のクッション性など足の本来の機能という点で改善はできない例もあります。

 

浮き指について

 浮き指とは、立ったり歩いたりするときに足の指が浮いている状態です。足の指を甲側に押したとき90度以上沿ってしまうと浮き指と診断されます。日本人女性の8割、男性の6割は浮き指だと言われています。

浮き指になる主な原因は筋力の低下です。  正しくない歩き方をしていたり、合ってない靴を履いていると正しく筋肉を使えず、指が浮いてしまいます。サンダルやスリッパ、大きめな靴を履いていると靴が脱げないように指を上に踏ん張る癖がついてしまう事も大きな原因となっています。また子供の浮き指も問題になっています。近年鬼ごっこなどの外遊びが減ったことで3~6歳の大きく成長する期間に歩かなかったり、合ってない靴を履いていると浮き指になる可能性が高まります。

浮き指になると、体を上手く使えず姿勢が悪くなってしまいます。そこから猫背、肩こり、頭痛、腰痛、膝の痛み、巻き爪等様々な症状が出てくると言われています。

ではなぜ巻き爪になるのかと言うと 、元々爪は巻く習性を持っていて、歩くことで地面からの圧力で平らに保っています。しかし浮き指になると地面からの圧力が指に伝わらずどんどん巻いていってしまうのです。

 

浮き指の改善について

    浮き指の治療は外反母趾の保存療法と似ています。正しい靴、インソールの選択、正しい歩き方の指導により正しい筋肉を使えるようにします。またストレッチやグーパー体操等で足の筋肉を鍛える事により改善していきます。

このようにどちらも靴や足の運動が大切です。症状が出る前に一度自身の足の環境をチェックしてみましょう。

 

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