水虫とそっくりの病気【点状角質融解症(足ペタ病)】って何?

petit keratolysis

冬は家の中で靴下やスリッパを履いていた人も、夏になり暑くなると裸足で生活する方も多いのではないでしょうか?
ふと足の裏を見ると皮が剥けてガサガサになっていたなんて経験はありませんか?

【足裏の皮むけ=水虫】と考えがちですが、水虫とよく似た【点状角質融解症】(足ペタ病)かもしれません。
このよく似た2つの病気について埼玉巻き爪矯正院浦和院がご説明します。

目次

水虫となにが違う?点状角質融解症ってなに?

夏に足の裏の水虫と間違われやすい病気で、足裏の皮がむけ特に体重がかかりやすい箇所(足裏・踵・側面)に細菌が繁殖することで数ミリの大きな点状のくぼみ(クレーター)が生じます。人によりクレーターの大きさは大小様々です。

【点状角質融解症(てんじょうかくしつゆうかいしょう)別名:足ペタ病】は長時間靴を履き足が蒸れやすい環境になる夏場に発症しやすい病気です。

高年層よりも汗をかきやすい若年層に多く見られ、女性よりも仕事で革靴を履き歩き回る男性の方(特に20代~40代)の発症率が高い傾向があります。

足裏の皮がむける、ふやけて白くなり悪臭を発する。このような似た症状があるため水虫と間違えやすいです。

症状

点状角質融解症は夏の暑い時期や高温多湿の環境下が続くと症状が生じる可能性があり、運動をする人や職業柄汗をかきやすい人・多汗症の人に多く見受けられます。

足の裏は体の中でも汗を出す汗腺が多く存在し、汗をかきやすい部位です。

その汗と皮膚の表面にある雑菌が反応することで点状に足裏の角質を溶かし数ミリの穴が出来ると言われています。穴が増えると、穴同士が結合し1~2cmの大きな穴を形成することもあります。

ですが、神経に触れるほどの深い穴ではないので鋭い痛みが起きることはほとんどないようです。

巻き爪矯正院グループに来院した方の点状角質融解症症例写真

水虫の場合、独特の「かゆみ」があるのですが点状角質融解症はそれがなく、自覚症状として足裏がふやける・皮が剥ける、ヒリヒリとした感覚や痛みが出る・悪臭がする、長時間蒸れた状態が続くと指の間や付け根がヌルヌルとすることもあります。

原因

点状角質融解症の主な原因は足裏の細菌感染です。
この細菌は高温多湿の湿潤環境を好み、増殖する傾向があります。

細胞が増殖する過程で皮膚を溶かす物質や臭いを発する物質を産生・形成することで皮膚がクレーター状にくぼむ、また悪臭を発する原因となるのです。

どのように治療する?自分で出来る対策方法とは?

治療方法

点状角質融解症は細菌感染が原因で起こるため外用薬として抗菌物質を処方されます。
水虫の場合は抗真菌薬というカビを殺す薬を処方されるので点状角質融解症の場合水虫の薬で治ることはありません。

自己判断はせず、困ったら皮膚科や専門医のいる病院へ行き正しい診断をしてもらいましょう。

自分で出来る対策方法

点状角質融解症は高温多湿の湿潤環境を好みます。
足を蒸れないようにするのが改善への第一歩です。
靴を長時間履かないようにする。それが難しい場合は靴や靴下を通気性の良い素材のものに変えるか、汗をかいたタイミングで新しい靴下に履き替えても良いでしょう。

汗をかいている状態は細菌が活発に活動します。
汗をかいた際は抗菌剤を含む洗浄剤や薬用石鹸で洗うように心がけ、常に清潔な状態に保つことも大切です。

足のトラブルは埼玉巻き爪矯正院にご相談ください

浦和院では巻き爪の矯正だけでなく爪や足、靴など足環境全体を見て足のトラブルの原因改善に向けて適切なアドバイスをしています。
また今回紹介した足の水虫や点状角質融解症などは医療機関に見てもらう必要がある場合もあります。
まず足や爪で気になる点がある方はお気軽に巻き爪矯正院浦和院にご相談下さい。


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